奈良 賣太神社
 
御祭神 稗田阿礼

・天照大御神が天岩戸に隠れて世界が暗闇になってしまったとき、
思兼神の案によって、様々な儀式が行われた。
その儀式で、天鈿女命(アメノウズメ)が舞い、神々を大笑いさせた。
その笑いを不審に思った天照大御神が戸を少し開けて、
天手力雄神が引き出して、世界に光が戻った。

・天孫降臨の時、ニニギが天降ろうとしたとき、
高天原から葦原中国まで照らす神がいた。
その神は鼻が七咫、背は七尺という姿。
天照大御神と高木神に頼まれて天鈿女命が名を聞くと、
その神は国津神の猿田彦と名乗って道案内のためにきたと言う。
天鈿女命はニニギに随行して天降りした。
天鈿女命は猿田彦の名を明かしたことで
その名を負い仕えることになって猿女君の祖神になった。

・猿田彦は鼻が七咫、背は七尺の姿から天狗の原形といわれる。

・猿女君は古代から巫女として朝廷に仕える一族。 猿女君の末裔が稗田氏。
(氏(うじ)は現代で言う○○さんでなく○○家と言う意味。 )

・阿礼自身については謎が多く、女性なのか男性なのかは分からない。
 
 
ここでは、私が参拝したときには宮司様がいなかったのですが、
社務所に女性の方がいて、御朱印を授かる際
色々とお話したのですが、とても優しい方でした。







東方求聞史紀、稗田 阿求
東方求聞史紀では、九代目阿礼乙女、稗田 阿求。
 
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